男のニキビ跡はスキンケアで治る?原因と対策を知ってキレイな肌に
ニキビがせっかく治ったのに、ニキビ跡ができて悩んでいませんか?ニキビ跡ができる原因は過剰な刺激とケア不足です。正しい対策をして、ニキビ知らずの肌に近づける方法を解説します。
目次
メンズのニキビ跡ができる4つの原因
ニキビが悪化することなく治ると、ニキビ跡になりにくいとされています。
なぜなら、ニキビ跡は、ニキビの炎症によって引き起こされるからです。
ニキビ跡の状態は、ニキビの炎症具合によって異なるため、それぞれの原因をチェックしてみましょう。
原因①ニキビの炎症が強い
ニキビの炎症が強いと、赤いニキビ跡になりやすいです。
ニキビが治る過程として、炎症が治まると肌の膨らみは徐々に引いていきます。
しかし、ニキビの炎症が治まり、肌が平らになったとしても赤みは残りやすいそうです。
ニキビの炎症が強くないのであれば、時間とともに赤みは自然と消えていきます。
炎症が強いと肌がダメージを受けて薄くなるため、筋肉や血管の色である赤みが透けて見えやすいです。
それにより、炎症が強いと赤いニキビ跡ができてしまいます。
原因②ニキビの炎症が長引く
ニキビの炎症が長引くと、茶色いニキビ跡になりやすいとされています。
茶色いニキビ跡は色素沈着によるもので、日焼けしてシミができる仕組みと同じです。
ニキビによる炎症が長引いてしまうと、肌を守ろうとしてメラニン色素が大量に作られます。
その結果、ニキビが治った後も、メラニン色素の影響で色素沈着した状態になり、シミのような茶色いニキビ跡になるのです。
原因③ニキビの炎症によるダメージが大きい
ニキビの炎症によるダメージが大きいと、クレーター状のニキビ跡になりやすいです。
クレーター状のニキビ跡は、炎症によりコラーゲン繊維がくっついて固まることで発生すると言われています。
ニキビの炎症により深いところまでダメージを受けていて、肌の再生がうまくできていない状態です。
それにより、クレーター状のニキビ跡は、他のニキビ跡に比べ回復が遅いとされています。
原因④ニキビが繰り返しできる
クレーター状のニキビ跡は、ニキビが繰り返しできることが原因の1つとされています。
ニキビが繰り返しできると、炎症により毛穴の構造が徐々に崩れていくそうです。
赤ニキビができると肌の免疫反応が働き、炎症の広がりを抑えようとします。
赤ニキビによる炎症の広がりと、炎症を抑える働きの影響により、ぼこぼこしたクレーター状のニキビ跡ができるのです。
男性の大人ニキビの原因や予防法について、こちらで解説していますので、ぜひご覧ください。
種類別|メンズのニキビ跡をきれいにする対策
ニキビ跡をきれいにするには、肌の状態に合わせてケアすることが大切です。
ニキビ跡の種類別で、おすすめのケア成分やスキンケア方法など、メンズの肌をきれいにする対策を解説します。
赤いニキビ跡の場合
赤いニキビ跡ができたら、すみやかに炎症を鎮めましょう。
具体的な対策として、抗炎症効果が期待できる成分が入ったスキンケアを使うのがおすすめです。
多年草植物である「甘草」由来のグリチルリチン酸2Kは、ニキビによる肌の炎症を抑える働きが期待できます。
グリチルリチン酸2Kが配合された洗顔料や化粧水を使い炎症を鎮めることで、赤いニキビ跡が元の肌色に戻りやすくなるでしょう。
茶色いニキビ跡の場合
美白成分が入ったスキンケアを使うと、茶色いニキビ跡を元の肌色に戻しやすいとされています。
若返りのハーブと呼ばれるローズマリー葉エキスをつけると、シミの原因とされる活性酸素を除去する効果が期待できるそうです。
また、ビタミンCには、色素沈着抑制作用や、抗酸化作用があるとされています。
ローズヒップエキスには、レモンの約20倍~40倍ものビタミンCが含まれているため、色素沈着をケアするのにおすすめです。
茶色いニキビ跡への対策として、ローズマリー葉エキスやローズヒップエキスが配合されたスキンケアを選んでみてはいかがでしょうか。
2つのエキスは、アオルアムにも配合されています。
クレーター状のニキビ跡の場合
クレーター状のニキビ跡ができたら、肌の新陳代謝を促し、バリア機能を整えましょう。
また、クレーター状のニキビ跡は最もダメージが大きいとされるため、乾燥による代謝の低下を防ぐことも大切です。
肌に汚れが蓄積すると化粧水が浸透しにくくなるので、乾燥する原因になります。
そのため、毎日洗顔料を使って毛穴の汚れをきれいに落とし、化粧水で保湿するのがおすすめです。
空気の乾燥や排気ガスなどによる外的刺激は、ニキビ跡の治りを遅くする要因となります。
肌が潤うとバリア機能が正常に働きやすくなるため、外的刺激によるダメージを防ぐことができるでしょう。
洗顔料を使うことで肌の代謝を促す効果も期待でき、クレーター状のニキビ跡を少しずつ改善させやすいとされています。
メンズのニキビ跡を作らない6つの予防方法
ニキビができても正しいケアをすると、ニキビ跡になりにくいです。
日頃のスキンケアや生活習慣を見直して、ニキビ跡を予防しましょう。
予防方法①紫外線対策をする
ニキビ跡を作らないためには、日焼け止めを塗って紫外線対策をすることが大切です。
日焼け止めを塗らずに生活していると、紫外線のダメージを受けて肌の代謝が乱れやすくなります。
古い角質が肌表面に蓄積され毛穴詰まりを引き起こし、ニキビ跡ができる原因になるため気を付けましょう。
予防方法②ニキビができてもこすらない
ニキビができてもこすらず、刺激を与えないようにしましょう。
手には沢山の雑菌がついているため、毛穴トラブルを起こしたニキビに触れると悪化させる可能性があります。
痒みや痛みがあって気になるかもしれませんが、スキンケアのとき以外は触らないようにすることが大切です。
予防方法③毎日洗顔料を使い汚れを蓄積させない
肌に汚れが蓄積するとニキビ跡ができやすくなるため、毎日洗顔料を使って毛穴を清潔に保つようにしましょう。
ニキビができた場合も、朝と夜に洗顔料の泡でやさしく洗うと炎症を鎮めやすくなります。
すすぎ残しがあると、ニキビが悪化する恐れがるため丁寧に洗い流すことが大切です。
予防方法④保湿をして乾燥や刺激から肌を守る
肌の乾燥により、皮脂の分泌量が増えたり代謝が低下したりするため、ニキビ跡ができやすいです。
化粧水で保湿すると肌が潤うだけでなく、バリア機能を高める効果が期待できます。
肌のバリア機能が高まると外的刺激の影響をダイレクトに受けにくくなり、ニキビがスムーズに治りやすいため、ニキビ跡になりにくいです。
予防方法⑤ビタミンBを摂り肌の代謝を促す
ニキビ跡を予防するには、ビタミンBを摂り肌の代謝を促すといいでしょう。
また、ビタミンBを摂ると、皮脂が過剰に分泌されるのを抑えたり、色素沈着を防いだりする働きが期待できます。
レバー、さつまいも、ささみ、バナナなどに、ニキビ跡の予防が期待できるビタミンBが多く含まれているので、日頃から意識して食べるといいですよ。
メンズのニキビ跡はスキンケアで対策と予防ができる
ニキビの炎症が強くなるほど、肌の深いところまでダメージを受けてしまい治るのに時間を要してしまいます。
そのため、ニキビができたら放置するのではなく、炎症を抑える成分が配合されたスキンケアを使うのがおすすめです。
ニキビ跡のケアや予防には、日々のスキンケアが重要だとされるため、毎日洗顔料と化粧水を使って健やかな肌へ導いてみてはいかがでしょうか。