カニナバラ果実エキスによるエイジングケア効果について
化粧品に含まれている「カニナバラ果実エキス」を知っていますか?
今回はエイジングケア効果で話題の「カニナバラ果実エキス」について、ご紹介します。
カニナバラ果実エキスとは
カニナバラは、バラ科植物の果実「ローズヒップ」の一種です。
この果実を、エタノールや水、BG、などの溶媒液で抽出すると、カニナバラ果実エキスになります。
エイジングケアに有効な成分として知られており、主な成分はビタミンCです。
蛋白分解酵素であるエラスターゼの活性を阻害し、抗老化作用を発揮します。
この効果により、小ジワを目立たなくするとされています。
カニナバラ果実エキスが含むビタミンCは、レモンの20〜40倍といわれています。
ビタミンCには、抗酸化作用や色素沈着を防ぐ作用があるため、美容に効果的です。
カニナバラ果実エキスの期待できる効果は?
カニナバラ果実エキスは、エラスターゼ活性を阻害する効果があります。
コラーゲンと同じく弾力とハリの維持に重要な成分である「エラスチン」を分解する酵素がエラスターゼです。
このエラスターゼ活性の阻害を抑制することで、シワや肌の老化を予防する効果が期待できます。
そのほか、紫外線によるダメージ抑制や色素沈着抑制、メラニン生成の抑制をすることで美白成分としての効果があります。
さらに、角質内の水分量増加による保湿作用もあります。
美肌を意識している方や乾燥肌におすすめの成分です。
カニナバラ果実エキスの安全性について
カニナバラ果実エキスは、過去の使用実績からも、皮膚への刺激性はほぼないとされています。
しかし、植物成分のため、アレルギーによって肌荒れの原因になる可能性はあります。現在はそのような報告はないです。
化粧品に入っている量も少ないため、肌への影響も少ないでしょう。
普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌のどのタイプの肌でも安心して使用できる成分です。
とはいえ、100%安全とはいいきれません。
使用中にかぶれや赤み、肌荒れをした場合は、使用を中止して下さい。
化粧品で肌荒れをしやすい敏感肌の方は、パッチテストを実施してから使用することをおすすめします。
カニナバラ果実エキスを用いた化粧品
カニナバラ果実エキスは、スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、洗顔料、リップケア製品、ボディケア、ハンド・フットケア製品などの製品に広く用いられています。
サスティナブルローションはカニナバラ果実エキスを配合
AOLUAMのサスティナブルローションは、カニナバラ果実エキスを含有したオールインワン化粧水です。
サスティナブルローションは、男性用コスメでは珍しい、世界基準のCOSMOS認証を取得したオーガニック化粧水で、天然由来成分が99%配合されています。
カニナバラ果実エキス配合のほか、以下の特徴があります。
- アルガンオイル、ザクロ種子油、アプリコットの3種のオーガニック成分によるエモリエント成分を配合。
- チャ葉エキスはアミノ酸やカフェイン、ビタミンなどを多く含み、収れん効果によりお肌を引き締め、カテキンによる消臭作用が期待できる。
- ザクロ種子油は強い抗酸化力のあるエラグ酸を多く含み、肌にツヤを与え、乾燥や紫外線からお肌を守る。
- α‐グルカンオリゴサッカリドは、様々な刺激によって乱れた皮膚常在菌のバランスを整え、肌荒れ防止やデオドラント効果に繋がり、消臭・消炎効果が期待できる。
また、男性から好まれにくい「ベタっとした肌触り」を一新し、保湿効果が高いにも関わらず、さらっとしたテクスチャになっています。
まとめ
今回は、エイジングケアで話題の「カニナバラ果実エキス」についてご紹介しました。
効能効果や安全性、そのほか特徴について理解できましたか?
ぜひカニナバラ果実エキスを理解し、エイジングケアに役立ててください。