【花粉による肌荒れ】予防方法やおすすめのスキンケアを解説!
あなたの肌荒れ、もしかすると花粉が原因かもしれません。
花粉が原因の肌荒れは、いつもどおりの生活習慣やスキンケアでは改善しにくいと言われています。
そこで今回は、花粉による肌荒れの予防方法や、おすすめのスキンケアについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【生活習慣編】花粉による肌荒れの予防方法
花粉はとても小さく服や肌に付着しやすいです。
花粉による肌荒れを予防するために、朝起きた時から寝るまでの生活習慣を整えましょう。
朝の掃除で床に落ちた花粉を取り除く
床の掃除は、できるだけ朝一番に行いましょう。
なぜなら、花粉はとても軽いため、人が動くだけで空気中に舞い上がってしまうからです。
自分や家族が寝静まっている間は、人の動きがなくなるため、空気中の花粉が床に落ちてきます。
朝起きてすぐに床を掃除すると、落ちた花粉を除去できるため肌荒れを防げますよ。
洗濯物は外干しせずに室内干し
タオルや肌着、洋服など、肌に直接触れるものに花粉が付着していると、肌荒れを引き起こす原因になります。
花粉による肌荒れを予防したいときは、洗濯物を外干しせずに室内干しをしましょう。
室内に入った花粉のおよそ40%は、外干しした洗濯物に付着したものだと言われています。
花粉が多い時は外出を控える
花粉は天候によって飛散量が異なります。
以下の天候では、特に花粉の飛散量が多くなるため、外出を控えた方がいいでしょう。
- 風が強い日
- 晴れた日
- 雨の翌日
粘着クリーナーで寝具についた花粉を除去
日中、あまり人が入らない寝室ですが、人の動きが少ないため寝具には花粉が落下しやすいそうです。
睡眠時に何時間も過ごす寝具に花粉が付着したままだと、肌荒れの原因になります。
そのため、寝る前に粘着クリーナーを使い、寝具に落下した花粉を除去しましょう。
【スキンケア編】花粉による肌荒れの予防方法
花粉は植物から飛散するものなので、外に出ると髪や肌、洋服などにどうしても付着してしまいます。
肌に花粉がついたままだと肌トラブルの原因になるため、日頃のスキンケアで予防することが大切です。
帰宅したらすぐに洗顔料を使い花粉を洗い流す
肌についた花粉は、帰宅したらすぐに洗い流しましょう。
花粉はとても小さく、毛穴の奥や、顔の皮脂にもべったりとつきやすいです。
そのため、水やぬるま湯だけで、花粉をきれいに落とすことは難しいとされています。
洗顔料を使って、毛穴の奥や皮脂に付着した花粉をしっかり洗い流してください。
帰宅後すぐに入浴し花粉を室内に持ち込まない
外から帰ったらできるだけすぐに入浴して、花粉を室内に持ち込まないようにしましょう。
忙しいときは洗顔料で顔を洗うだけでもいいのですが、髪や首、服などにも花粉は付着しています。
髪や服についた花粉が顔に付着すると肌荒れの原因になってしまうため、お風呂に入って全身の花粉を落とすことが大切です。
洗顔後はすぐに化粧水をつけて保湿する
洗顔後の肌はとても乾燥しやすい状態です。
乾燥すると肌のバリア機能が低下し、花粉による肌荒れを引き起こす原因となるため、できるだけ早く保湿するようにしましょう。
遅くとも、洗顔後20分以内に化粧水をつけるのがポイントです。
洗顔後20〜30分経つと肌が乾燥してダメージを受けやすくなるため、何もつけない時間をできるだけ短くするようにしましょう。
花粉による肌荒れにおすすめのスキンケア
花粉による肌荒れをしているときは、肌はとても敏感になっています。
そのため、使うスキンケアの成分や種類を重視することが大切です。
泡立ちがいい洗顔料を使う
花粉でトラブルを引き起こした肌はとても敏感な状態です。
花粉をしっかり洗い流そうとして擦り過ぎてしまうと、ダメージを受けてしまいます。
それにより、泡立ちがいい洗顔料を使い、泡を肌の上で転がすようにして洗いましょう。
肌に優しい成分でできたスキンケアを選ぶ
肌に刺激を与えてしまうと、花粉による肌荒れがおさまりにくいです。
そのため、オーガニック原料や、優しい植物エキスが入ったスキンケアを使うといいでしょう。
オーガニック原料や植物エキスには、肌を労わりながら癒す働きがあるとされているため、花粉による肌荒れにお悩みの方におすすめです。
保湿重視のスキンケアで潤す
乾燥すると、花粉による刺激を受けやすくなります。
花粉による肌荒れをケアするには、保湿重視のスキンケアで肌を潤すことが大切です。
肌にしっかり水分が入り込むとバリア機能が高まり、肌荒れが改善しやすくなるとされています。
優しい油分で肌に蓋をする
肌の代謝により水分が蒸発しないよう、優しい油分を使い肌に蓋をしましょう。
花粉による肌荒れにおすすめの、優しい油分は次のとおりです。
花粉の肌荒れにおすすめの油分 | 特徴 |
ザクロ種子オイル | 肌を潤し、シミやシワのケアが期待できる |
アルガンオイル | 保湿、肌のバリア機能を整える |
アンズ核油 | 肌を柔らかくする、水分の蒸発を抑える |
化粧水の後に油分を1種類つけてもいいですが、しっかりケアしたい方はすべて重ね付けしてもいいですよ。
オールインワン化粧水だと、油分も一緒に肌に入れ込めるため、重ね付けする手間を省きたい方におすすめです。
花粉による肌荒れとは?
花粉は鼻や喉のトラブルを引き起こすだけでなく、肌荒れの原因にもなります。
花粉による肌トラブルに悩む人は、年々増加しているそうです。
次の項目では、以下について詳しく解説していきます。
- 花粉で肌荒れする原因
- 花粉の飛散時期
花粉を異物だと認識して肌トラブルを引き起こす
花粉で肌荒れしてしまうのは、肌が花粉を異物だと認識してしまうからです。
肌が花粉の影響で刺激を受けてしまうため、乾燥、ブツブツ、ヒリヒリといったトラブルを引き起こしてしまいます。
乾燥や寒暖差で花粉によるダメージを受けやすい
空気が乾燥していたり寒暖差があったりすると、肌がダメージを受けてしまうため、バリア機能が低下しやすいです。
バリア機能が低下した肌は、花粉によるダメージをさらに受けやすくなってしまい、肌トラブルの原因となります。
花粉の種類によって飛散する時期が異なる
花粉は、ほぼ年中飛散しています。
地域や気温などで若干変動がありますが、代表的な花粉の飛散時期は次のとおりです。
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
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スギ |
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ヒノキ |
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カモガヤ |
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ブタクサ |
スギ花粉は日本独特のものだとされていますが、世界ではイネ科の花粉症が多いそうです。
日本で知名度が低いイネ科の花粉ですが、自分で気付いていないだけでイネ科の花粉が原因で肌トラブルを引き起こすケースが増えていると言われています。
カモガヤはイネ科、ブタクサはキク科の植物です。
花粉は春だけでなく、夏や秋まで飛散しているので、肌荒れが気になる方は悩みに合ったケアを行いましょう。
花粉の肌荒れには泡洗顔と保湿重視のスキンケア
花粉による肌荒れをケアするには、肌のバリア機能を高めることが大切です。
肌が花粉を異物だと認識してしまうと、肌トラブルを引き起こしてしまいます。
そのため、帰宅したらできるだけすぐに、肌についた花粉を洗い流してくださいね。
また、入浴や洗顔後に20〜30分経つと、肌はあっという間に乾燥するため、時間を置かずに保湿することも大切です。
乾燥するとバリア機能が低下し、花粉によるダメージを受けやすくなってしまうため、保湿重視のスキンケアで丁寧に肌を潤しましょう。